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敷地は宇治川に近い、世界遺産である平等院の隣に位置する、
夫婦2人、子供3人の住宅である。
歴史ある町並みではあるが、土産屋、茶屋等が軒を連ね、 隣と向かいが駐車場ということもあり昼間は大型バスや観光客の雑踏が絶えない環境である。
まず外部にコンクリートの壁を作り、外の喧噪を遮断し、内部に解放性を確保した。
また京の町屋に習い路地風の長いアプローチとし、静かな環境への回帰をイメージした。
建蔽率30%容積率60%という条件もあり、建物と空地との関係が非常に重要であった。
そこで空間を4つの庭で分節し、それぞれに独自性を持たせ、うなぎの寝床的な敷地をうまく利用し、奥に行くごとに変化に富んだ広がりのあるものを意識した。
塀越しに見える緑、それぞれの庭がもたらす光や風、壁に映る陰影が、よりいっそう四季や静けさを感じさせ、この場所のもつ伝統にやわらかく融合していくのではないかと思う。 |
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